最終評価試験も終わり、
長い春休みに突入です。
春休みの間に、
大学生の皆さん
高校生の皆さんに
読んで もらいたい本を
英語教育コースの
先生から推薦して
いただきました。
まずは、
香ノ木隆臣先生(英米文学)
からのお勧めの本。
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●川北稔『世界システム論講義 ヨーロッパ社会と近代世界』●
(ちくま学芸文庫,2016年)
近現代の世界史を、
有機的生命体のようにとらえ、
いわゆる「世界史」の学修で培われた
私たちの視点を組み換える、
新鮮な驚きを味わうことができます。
たとえば、
フランス革命によってもたらされた、
「『平等』という概念は
『能力主義』と結びつくとき、
容易に各種の新しい差別
―性差別や高齢者・子供の
『生産的労働』からの排除
―と結びついた」(169頁)
というような、常識的思考を
問い直す記述に満ちた書です。
●川崎寿彦『分析批評入門』●
(至文堂,1967年)
(至文堂,1967年)
50年以上前に出版されたとはいえ、
作者と作品を切り離して
文学作品そのものを解釈するという、
文学の教育と研究の原点となる
方法論を身につけるにあたり、
現在においても
計り知れない価値をもつ著作です。
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英語のスキルアップ
だけでなく、
文学や歴史、
政治や経済と、
だけでなく、
文学や歴史、
政治や経済と、
さまざまな幅広い
知見を得ることが
大学時代には、
とても大切だと
いうメッセージ
でした☆彡
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