グアム大学研修から
すでに1か月が過ぎましたが、
楽しかった思い出は、
まだ心の中に残っています。
グアム大学研修クローズアップ
第2弾として、
今日は、参加した学生の
エッセイを紹介したいと
思います。
※ ※ ※
グアム研修参加をとおして得た学び
グアムに行く前、僕は
「日本人は外国人に対する抵抗が
強すぎる。」と言っており、
しかし自分はというと
そうではないと思っていた。
しかし実際は違っていた。
自分よりはるかに大きな身体、
ギラリとした目、そしてタトゥー。
僕が感じたのは間違いなく
“抵抗”だった。
今考えてみると
彼らの容姿に抵抗を感じたのではなく、
そこが我が国日本でなく
彼らの国である、ということが
主な原因だったかもしれない。
そういうわけで最初は
とても緊張しており、
発言もせず、グアムの人と
交流をしなかった。
そんな時、一人の先輩が目に入った。
その先輩は初日にも関わらず、
自ら積極的にグアムの人々に
話しかけていた。
「凄い!」や、「かっこいい!」
ではなく
「羨ましい。」
と感じた。
それと同時に
自分は何をしに
ここまで来たのか、
と悔やんだ。
いろんな国へ旅行に行くなら
自分だけで出来るのだ。
しかしそれでは学校へ行ったり、
生徒と関わったりすることはできない。
旅行で訪れたのなら
生徒どころか現地の人と
深く関わることすらまずないだろう。
僕は次の日から多くの学生達に
積極的に話しかけた。
きっと僕の下手くそな英語を
理解するのは苦しんだであろう。
しかし彼らは嫌な顔など一つせず、
僕との会話を望んでくれた。
僕が理解に苦しめば
言い換えて伝えようとしてくれた。
その日から抵抗はなくなった。
会話の内容も形式ばったものではなく、
漫画や音楽や趣味なんかを
話すようになった。
彼らは僕の中で
外国人から友人へと変わっていた。
それこそが今回のプロジェクトで
一番価値のある成果だと思う。
日本は島国であり
他国の人と個人的な関係を作るのは
とても難しい。
その環境のせいもあり
日本人の多くは他国の人と
関係を作ることに興味がない。
しかしグアムでは
多くの人種が生活している。
多くの文化もまた混在している。
それが普通なのだ。
文化が違うから、人種が違うからと
他を拒めば、
きっと幸せな生活を送ることは出来ない。
これこそがグローバルということ
なのかもしれない。
意識して共存するのではなく、
同じ人間だから一緒に生きていく。
とてもシンプルだが
日本にとってはとても難しい。
しかし
これからの日本の将来には
必ず必要になってくると思う。
この経験は僕にとって
とても大切だった。
あと僕が羨ましかったのは、
授業で先生がメインでなく、
生徒がメインであったことだ。
日本の場合、
生徒は先生の解説を
ただ聞くだけである。
しかしグアムの生徒たちは
皆が皆手を挙げ発言していた。
このことはもちろん知っていた。
でも実際目にすると全く印象は違った。
百聞は一見にしかず、
というやつである。
今回のプロジェクトは
多くの経験をさせてくれた。
友達もたくさんできた。
グアムでは
全てのことが本当に楽しかった。
もし今度グアムの生徒達が
日本に訪れる機会があるのならば、
日本について知ってもらうために
サポートしたいと思う。
最後に、彼らの協力のおかげで
僕たちは本当に良い経験が出来た。
僕たちをサポートしてくれた
グアムの全ての人に
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